旅行業をとりまく厳しい環境を生き抜くためのソリューションを提供

 世界720社以上の航空会社のフライト・スケジュールを照会でき、86,000軒余りのホテルや主要レンタカー、クルーズ、鉄道の予約まで可能なアマデウス。同社はトラベルビジネスにかかわる世界最大級のコンテンツデータベースを有するITソリューション企業として、旅行会社のオンライン・システム構築のために、さまざまな提案を行っている。その具体例として「アマデウス トラベルスコープ」と「アマデウス eトラベルマネジメント」の2つのソリューション・パッケージを紹介しよう。


amadeus_link_for2.gif

アマデウス トラベルスコープ ~Amadeus Travel Scope~
リンクするだけで旅行予約サイトを開設

amadeus_01.jpg 企業規模の大小や内容にかかわらず、オンライン予約サイトの構築はいまや旅行会社にとって必須になりつつある。しかしサイト構築に大きな投資ができないケースも少なくない。また初期投資が可能だったとしても、技術の進化に合わせたシステム改修やバージョンアップを自力で続けていくには、かなりの企業体力が必要となる。

 こうした旅行会社の悩みを解決するのがアマデウス トラベルスコープだ。自社ホームページにリンクを設定するだけで、24時間365日稼働するオンライン旅行予約サイトを開設できる。サイト開設までの導入期間は契約後約3週間。時間もコストも極力抑えたい旅行会社にとってはまさに最適なソリューションといえる。

amadeus_02.jpg アマデウス トラベルスコープは簡単にオンライン予約サイトを構築できるメリットだけでなく、その機能も十分に魅力的だ。先進の運賃計算システムであるアマデウス マスタープライサーを標準装備。同システムではフライト・スケジュール検索と同時に、最大200パターンまでの適用可能運賃を安価な順に表示できる。さらに、これまでは予約できる対象が単純往復フライトに限られていたが、2010年11月からは2都市周遊とオープンジョーにも対応し、ますます利便性が拡大される予定だ。

 手軽なパッケージ・ソリューションでありながら、各種カスタマイズ機能も充実しており、方面特化した専門旅行会社や、利用ホテルや航空会社を絞り込みたい業務渡航系旅行会社などの要望にも対応できる強みがある。

 アマデウス トラベルスコープは、もともと旅行会社が対消費者のB2Cを想定したソリューションだが、ホールセーラーなどの場合は販売代理店とのB2Bシステムとして活用するケースも目立つ。24時間365日稼働の特徴を生かし、電話でのやりとりで生じる営業時間外の機会損失を防ぐ効果もあるからだ。

アマデウス トラベルスコープ 
http://www.amadeus.com/jp/x70143.html



アマデウス eトラベルマネジメント ~Amadeus e-Travel Management~
出張旅行に関する手配・管理のノウハウを詰め込んだ優れもの

 業務渡航の分野では、オンライン予約サイトを構築する必要に迫られるだけでなく、包括的な出張管理サービスの提供が欠かせなくなりつつある。とはいえ企業側が求める高度な出張管理を具現化し、オンラインとも連動させ、システムとして機能させるのは簡単なことではない。しかしアマデウス eトラベルマネジメントを導入すれば、最短1カ月という短期間で、オンライン連動型の包括的な出張管理サービスを企業側に提供できるようになる。

amadeus_03.jpg アマデウス eトラベルマネジメントなら、豊富なカスタマイズ機能を使い、各企業に合わせた出張規定管理なども可能だ。また企業が法人契約を結ぶ航空会社やホテルに利用を制限したり誘導したりすることでボリュームを集約し、さらなるコスト削減に生かすこともできる。各種レポート機能も取りそろえており、出張規定をどのぐらいの社員が順守しているか、その結果どのぐらいコスト削減ができたかなどをレポートとして得ることができる。また危機管理機能を使えば、出張者の所在確認を瞬時にリストアップができる。

 また、オプションのプロファイルリンク機能を使えば、旅行会社や企業がすでに持っている顧客・出張者の情報をアマデウス eトラベルマネジメントに自動的に取り込むことができる。新たに顧客情報データベースを作成する必要がなく、業務の簡素化・効率化を図ることもできる。

 さらにアマデウスが提供する別のソリューション・プロダクトとの組み合わせで機能性をより向上させることも可能。たとえば「フェアエキスパート」を組み合わせれば、航空会社との契約レートをGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)のツールを用いてアマデウスのフェアサーバーに登録することが可能。登録されたそれらの契約レートは、アマデウス eトラベルマネジメント上で表示できるようになり、業務渡航系の旅行会社にとっての可能性は非常に大きなものといえそうだ。

アマデウス eトラベルマネジメント 
http://www.amadeus.com/jp/x109012.html



amadeus_logo.jpgアマデウス・ジャパン http://www.amadeusjapan.co.jp