ネット集客の改善技術4 検索キーワードに連動して集客するには (1/2)

 ユーザーはキーワードで検索しながら自分が求めている情報を探し出すわけですが、言い換えれば、何の情報を求めているかを宣言しているとも言えます。だから企業の視点で言えば、検索結果こそが集客のチャンスということでもあります。

 しかし多くのユーザーが用いるキーワードの検索結果は数十万件、数百万件にのぼることが少なくありません。それなのに検索結果の最初のページ表示されるのはトップ10のサイトのみ。次ページに進むのは半分であることを考えると、なんとかしてこの上位10位圏内に入りたいところですが、それは競合他社も同じことで、簡単ではありません。

 そんな場合は、キーワードに連動して、検索結果画面に「広告」を掲載するという方法があります。検索連動型広告と呼ばれるもので、リスティング広告とか、単にSEMと呼ぶこともあります。本来はSEMとは検索エンジンマーケティング(Search Engine Marketing)の略で、検索エンジンに対するマーケティング技法の総称ですが、狭義の意味でリスティング広告を指すことも増えてきました。本稿でも、以降の説明を便宜上SEMとして続けます。

 SEMは図表1の検索結果ページにあるレッドの部分に掲載されます。ヤフーの場合は検索結果の上部に4サイト、そして右サイドに8サイトの合計12サイトの広告が表示されます。グーグルの場合は微妙に異なり、上部が0~3サイト、右サイドが8サイトの表示となります。この広告枠のことをヤフーは「スポンサードサーチ」、グーグルは「アドワーズ」と呼び、それぞれ別の広告媒体として展開しています。そのためもし広告表示したい場合は別々におこなう必要があります。

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執筆:鶴本浩司(株式会社マーケティング・ボイス 代表取締役)

101006_itcolumn03.jpg 外国政府観光局を経て、ツーリズム(観光・旅行)に特化したマーケティング会社、「株式会社マーケティング・ボイス」を設立、現在に至る。

 その他、ツーリズム専門のシンクタンクであるツーリズム・マーケティング研究所の客員研究員、東証上場企業・パイプドビッツ社の社外取締役なども兼職している。執筆、講演多数。