拡張の概要

24時間国際化空港としての課題-本格稼動後の発展に期待 (1/3)

 いよいよ24時間国際空港として稼動を開始する羽田空港。首都圏からのアクセス利便性や充実した国内路線による地方需要の獲得などのメリットがあるが、国際線発着枠や発着時間帯などの制限もあり、現在のところその効果への期待は限定的のようだ。今回は羽...

24時間国際化空港としての課題-本格稼動後の発展に期待 (2/3)

 羽田国際化の大きなメリットのひとつとして期待されているのが、地方需要の取り込み。深夜出発便への内際乗り継ぎは問題なく、昼間のアジア便についても多くが同日乗り継ぎ可能だ。しかし、早朝発については地方空港からの同日乗り継ぎが不可能で、東京での...

24時間国際化空港としての課題-本格稼動後の発展に期待 (3/3)

 羽田空港をハブ空港として運用していくうえで、国際化とともに24時間化も大きなテーマ。空港とのアクセスを担う公共交通機関も、10月31日からの深夜早朝便スケジュールにあわせてダイヤ改正や増発で対応を見せている。京浜急行は早朝出発便への対応と...

大交流時代へ-成長戦略から見る首都圏空港の将来像(1/3)

 10月21日に第4滑走路の供用が開始され、本格的な24時間国際空港としての第一歩を踏み出す羽田空港。まず第一弾として昼間時間帯3万回、深夜早朝時間帯3万回の計6万回の発着枠が国際線に割りあてられた。昼間時間帯はアジア近距離のビジ...

大交流時代へ-成長戦略から見る首都圏空港の将来像(2/3)

 一方、成田空港の容量拡大も首都圏空港の強化において欠かせない取り組みだ。今年3月には、第2滑走路の伸張が完了したことで、年間発着枠が20万回から 22万回に拡大。これにともない、エミレーツ航空(EK)、エティハド航空(EY)、...

大交流時代へ-成長戦略から見る首都圏空港の将来像(3/3)

 首都圏空港の発着容量不足が解消されると見込まれることから、成長戦略では、首都圏空港も含めた完全オープンスカイに向けた取り組みにも言及している。現在のところ、オープンスカイに合意している国・地域は、韓国、香港、マカオ、ベトナム、...

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