LCCは世界中で空の旅の敷居を低くしてきた。日本でも今年がやっとLCC元年。メディアでも流行語大賞になりそうな勢いでLCCという言葉が飛び交う。しかし、その低コスト航空会社という名称から、日本では「安かろう、悪かろう」のイメージもまだ根強い。2010年12月から羽田/クアラルンプール線を飛んでいるエアアジアX(D7)は、着実に日本人旅客を伸ばし、顧客満足度も高いという。実際に羽田便に乗ってみて、LCCサービスというものを体験してみた。見えてきたのは、「選ぶ自由」という新しい視点だった。>>