機内で注文する人は少ない。しかし、復路はクアラルンプール発が14:45なので、機内食を楽しむ乗客は多いという。「数に限りがあるので、お帰りの際はぜひ事前に予約をしてください」。早速、ナシレマの味とともに忘れずに予約することを記憶に留めた。

機内食一番人気の「ナシレマ」。FSCのヘタな機内食よりもはるかに美味。
新幹線的サービスと過ごし方に違和感なし
座席にモニターはない。だから、機内エンターテイメントも一切ない。クアラルンプールまでの飛行時間は6時間半ほど。羽田発は深夜便なので、寝るだけにしろ、昼間便の復路では微妙な時間だ。それでも、機内を見回してみると、iPadなどのタブレット端末を使いながら、それぞれの時間を過ごしている乗客も多い。本を読んでいる人もいれば、隣同士でトランプをしている乗客もいる。まるで新幹線の車内のようだ。
自分で選ぶ機内販売も実は新幹線では当たり前の光景。欲しいと思えば、カートが座席に来たときに買えばいいし、いらないと思えばスルーすればいい。もちろんあとで欲しくなれば、FAに頼めば持ってきてくれる。FAコールボタンは、エンターテイメントコントローラーがないから、頭上、読書灯の隣についている。>>

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