幅は狭いもピッチは十分のエコノミー席
搭乗前にペットボトルの水を2本買い込んだ。機内サービスはすべてが有料だからだ。必要だと思うものは事前に自分で用意しておく。これもLCC活用術のひとつだろう。
D7の機材はA330-300。LCCとはいえ、機材は中古ではなく新造機。内装も、床も、革張りシートもまだ真新しさが残り、清潔感を感じると同時に、安心感も与えてくれる。座席配置は、プレミアムシートが12席、エコノミークラスは前方と中間が3-3-3、後方が2-3-2で365席。大手航空会社の同型機の基本的な配列は2-4-2だから、前方と中間では各列1席多い計算だ。その分、通路は狭く、サービスもその幅に合わせた専用カートを使って提供している。

エコノミークラスの通路は狭く、少々圧迫感があるのは否めない。

「LCCの座席はとにかく狭い」とよく言われ、「安いから仕方がない」となかば諦め気分で乗る人も多いだろう。確かに、横に座席を増やしているため、座席幅はFSCと比べ多少狭く、成人男性が3人並ぶと窮屈感は否めない。しかし、シートピッチは>>

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