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義務教育

義務教育教育制度は全国で同様のシステムを採用しているが、その運用方法は各州によって特色を出している。就学年齢が異なったり、初等教育の年数が違ったりするが、基本は日本の小学校と中学校に相当するYear1~Year10が義務教育。初等教育の前に、通常1年間の準備教育があるが、義務制ではない。

準備教育  

初等教育を受ける前に、準備期間として設けられている。通常は1年間だが、義務教育ではない。各州の初等教育就学年齢に従って、4~5歳児が学校入学準備クラスに通う。

義務教育

オーストラリアでは、学年をYearで表す。日本の小学校に相当するのは、Year1~Year6または7まで。
中等教育は日本の中学・高校に当たるが、オーストラリアではタスマニア州を除き、一貫教育が採用されている。前期のYear7または8~Year10、 後期のYaer11~Year12に分かれるが、前期までが義務教育。後期は大学や高等職業専門学校(TAFE)への入学準備期間となり、義務教育が修了してもそのまま後期に就学する生徒が多い。
義務教育期間は6歳から15歳(タスマニア州では16歳)まで。

学期スケジュール

オーストラリアの新学期は、1月下旬または2月初旬から始まり、12月中旬に終了する。学期はタスマニア州のみ3学期制を採っているが、それ以外の州は4学期制。各学期が終わると1~3週間の休みになるが、年度代わりの12月中旬~1月下旬または2月中旬には、約6週間の夏季長期休暇がある。


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