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オーストラリアの気候と特徴

南半球にあるオーストラリアの季節は、日本とちょうど反対。日本が暑い夏の間、オーストラリアは冬を迎える。日本の約21倍という広大な国土を有するオーストラリアは、気候も熱帯性から温帯性まで変化に富み、都市によってまったく違った気候風土を持っている。全国的に見て平均気温が一番低いのは7月、最も暑いのは南部では1、2月、北部では12月。服装は、訪れる都市と時期を見極めたうえで決めることが大切だ。

4つの気候帯

世界で1番大きな島であり、1番小さな大陸でもあるオーストラリアには大きく分けて4つの気候帯が存在する。

気候帯の特徴地図

熱帯性気候地域
11月〜3月が雨季になる。6〜8月の冬でも日中は半袖で過ごせる。
主な都市:ダーウィン、ケアンズなど。

ダーウィンの気候と服装
ケアンズの気候と服装

砂漠性気候地域
昼と夜の気温差が激しい。年間を通して雨が少ない。12〜2月の夏は日中の平均気温35度以上にも上るが、夜はさわやかで過ごしやすい。
主な都市:ウルル(エアーズ・ロック)、アリス・スプリングスなど。

亜熱帯性気候地域
年間を通して晴天率が高く、冬でも日中は半袖で過ごせる。
主な都市:ブリスベン、ゴールド・コースト、サンシャイン・コーストなど。

ブリスベン/ゴールド・コーストの気候と服装

温帯性気候地域
四季がはっきりしている。春は暖かで、秋は紅葉、冬は高山地域でスキーも楽しめる。
主な都市:シドニー、メルボルン、アデレード、パース、ホバートなど。

シドニーの気候と服装
メルボルンの気候と服装
アデレードの気候と服装
パースの気候と服装
ホバートの気候と服装

服装の目安

日本とは季節が逆となるオーストラリアでは、9〜11月が春、12月〜2月が夏、3〜5月が秋、6〜8月が冬に当たる。どの地域でも年間を通して日差しや紫外線が強いので、サングラスや帽子、日焼け止めクリームは必携。また、冷房が効きすぎている建物の中や、地域によっては朝晩の寒暖差が激しいので、夏でも体温調節が可能な薄手の上着は用意しておきたい。

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